今あるがんを消すスープと味噌汁

有効率65％以上の食事療法

吸収力に優れたスープと発酵食品の力、がん細胞を消す食材を丸ごと摂取。食べるべき食材、避ける食材を掲載。

著者	済陽　高穂監
ジャンル	健康・レシピ健康・レシピ > がん
出版年月日	2015/11/26
ISBN	9784865452457
判型・ページ数	128ページ
定価	本体1,200円＋税
在庫	品切れ・重版未定

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▼第1章…すぐに教えたい！食べ物でがんを消せる真実
大腸がんが死亡原因の一位。なぜ、日本人のがんは増えているのか。
胃がん、乳がんに！一日３杯の味噌汁でがんを予防できる!?
ファイトケミカル満載！野菜たっぷりのスープとジュースでがんが消える？
遺伝ではない!?がんになりやすい人、なりにくい人
女性のかかるがん一位は乳がん。世界では減少、日本では増加。なぜ？
今、口にしているそれが危ない！発がん要因の多くは食べ物が原因。
油の摂取は要注意！トランス脂肪酸は禁忌！
ウソ？ホント？お焦げを食べるとがんになる!?
新常識!?がん細胞を自死させる食材はあるのか？
免疫細胞の７割を作るのは腸管。腸内環境を改善するとがんは消える
がんになったとき、一番最初にすることとは──。
塩分摂取目標値はわずか減ったが、世界基準より多いのはなぜ？
カラダの冷えは免疫力が低下している証拠？
30 縄文食と日本の伝統食こそが細胞のがん化を遠ざける力を持つ
やっぱり必要？食事だけでなく適度な運動も大切
三大療法と食事療法のダブル効果で今あるがんが消える

▼第2章…済陽式がんを消す食事のしかた
済陽式抗がん食事療法の基本の献立
済陽式抗がん食事療法の8原則
原則1 塩分は限りなく無塩にする…だしにこだわる／味噌にこだわる／コンソメやブイヨンにこだわる
原則2 動物性たんぱく質・脂質を制限する
原則3 野菜と果物を大量に食べる
ミキサーではなくジューサーでフレッシュ野菜ジュース作り
にんじんとりんごのジュース／グリーン野菜のジュース／トマトとにんじん、赤パプリカのジュース／小松菜とクレソンの豆乳ジュース／紫キャベツと大根、りんごのジュース／黄パプリカとなしのヨーグルトジュース
原則4 主食は玄米や胚芽米にして、豆類、いも類を食べる
原則5 ヨーグルト、きのこ、海藻を食べる
原則6 はちみつ、レモン、ビール酵母を摂る
原則7 オリーブオイルかごま油を摂り、トランス脂肪酸を避ける
原則8 水道水ではなく自然水を飲む

▼第3章…がんを消すスープと味噌汁
たっぷり野菜のスープと味噌汁で免疫力アップ
トマト…ヒポクラテススープ／アスパラガスとトマトの味噌汁
にんじん …にんじんとかぼちゃのイエローポタージュ／にんじんとセロリのレモン風味スープ
キャベツ …ファイトケミカル満点スープ／キャベツとコーンのごま味噌スープ
ブロッコリー
ピーマン
セロリ
モロヘイヤ …モロヘイヤとオクラのとろとろスープ／モロヘイヤの冷製豆乳スープ
コラム抗がん作用のある飲み物
大根 …大根とえびの味噌汁／根菜けんちん汁
小松菜 …さけと小松菜としめじの豆乳味噌汁／小松菜と鶏団子の中華スープ
ほうれん草 …ほうれん草とねぎのとろーりスープ／ほうれん草のポタージュ
かぼちゃ …かぼちゃとキャベツの味噌汁／ほうとう
じゃがいも …ボルシチ／じゃがいもとたまねぎのカレーポタージュ
さつまいも …さつまいもと小松菜の味噌汁／野菜たっぷりコンソメスープ
ごぼう …根菜豆乳スープ／鶏ごぼうスープ
たまねぎ …ラタトゥイユ風味噌汁／オニオンスープ
にんにく …にんにくのスタミナ味噌汁／にんにく香辛スープ
しょうが
しそ・ハーブ類
きのこ類 …きのこたっぷりトムヤムクン／玄米焼きおにぎりきのこスープ
大豆・大豆製品 …納豆汁／ヘルシーまめぶ汁
玄米 …カレー風味の玄米クッパ／ライスミルクシチュー
海藻類 …厚揚げとわかめの味噌汁／海鮮のりスープ
青魚
さけ
貝類 …あさりとたけのこの味噌汁／牡蠣のチャウダー
鶏卵 …かきたま玄米がゆ／温泉卵の味噌汁
鶏肉 …サムゲタン風スープ／鶏肉とにらとわかめのスープ
りんご
レモン
ヨーグルト
はちみつ

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内容説明

がんは三大療法とともに食事療法を適切に行うことで克服できる。…西台クリニック院長　済陽高穂

日本では、がんで亡くなる人が年々増加の一途をたどっています。

消化器外科医として４０００例以上の手術をしてきましたが、その当時よりもがん患者は増えており、３人に１人ががんで亡くなっています。

なぜ、これほどまでにがんで亡くなる人が増え続けているのでしょうか。今の日本の状況は、40年前のアメリカに酷似しています。

当時のアメリカ大統領のフォードは「戦争ではどこにも負けない最強の戦力を保持していて、医療技術も世界最高のものを持っているのに、なぜ、がんや心臓病が増え続けるのか」と疑問を呈し、原因を究明させました。それが、５０００ページにもおよぶ通称「マクガバンレポート」で「がんや心臓病などのさまざまな慢性病は、肉食中心の誤った食生活が生みだした食原病であり、薬では治らない」と結論づけました。

それ以来、アメリカではがんや心臓病、糖尿病が減ってきたのです。

がんで亡くなる人が増えているのは、医療に問題があるのではなく、患者さんの毎日の食生活に問題があるわけです。

塩分過多、肉食、野菜不足の偏った食生活ががんを増やし、死亡率を上げています。がんになったら、徹底した食事療法を行うことが大切です。がんで苦しむより、食事療法を行ったほうがまだ楽なはずです。

がんはカラダの代謝異常で免疫力が落ちることで発症するわけですから、今までの間違った食生活を見直して一日も早くがん体質から脱皮するためにも、食事療法はとても大切です。

そのなかでも抗がん作用の高い野菜をたくさん使ったスープと味噌汁は、抗酸化力を効果的に摂取できる方法なのです。

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